人類への道は険しい

ここのところLoLをよくプレイするようになった。

ただあのゲームの「自分が正しい」と思ってる人間同士の感情の紛争と遭遇しすぎて、
流石に「俺は何が楽しくてこんなゲームやってんの?」って気分になってきた。
今更上手くなりたい・勝ちたいとかは思ってなくて、気分よくゲームが出来れば(ある程度は)満足なんだけれど、
味方が罵倒し合っている空間で20分以上過ごさなければいけないっていうのは最早苦痛以外の何でもない。
自分にその災難が飛び火してこないように、傍観者に徹するのでいっぱいいっぱい。

人が他人に負の感情を向けていい瞬間って、実際はそんなに多くないはず。
それを発散する瞬間っていうのは「絶対に自分が正しい」っていう場面じゃなくて、
「周りから情けなく見られたとしてもこいつだけは道連れに…」くらいの気持ちは必要で、
そのラインをあれだけポンポン越えちゃう人が多いと、そりゃまあチンパンジーパラダイス。

ゲームって気持ち良い瞬間があるからやっちゃうものだけど、
そこがなかなか訪れずにストレスが溜まっちゃうとつい先祖返りしちゃうんだよね。

それは分かる。分かるが、喉元から出そうなそれをグイッと胃の中に押し込むのがホモ・サピエンス
一刻も早く、一人でも多くのプレイヤーが人類に近づけますように。